スキーW杯蔵王、中止表明 新型コロナ感染対策困難

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子蔵王大会の実行委員会が31日、山形市で記者会見し、来年1月15~17日に予定する同大会の中止を表明した。新型コロナウイルスの影響で、来日したスタッフの移動や滞在時の対応など、感染対策の徹底が困難と判断した。

 佐藤孝弘山形市長は、専用PCR検査窓口の設置など、国際スキー連盟や全日本スキー連盟から求められていた感染症対策を講じると、1億円規模の追加予算が必要になると説明。「無念の思い。次回大会はしっかりと開催して、多くの方に山形を訪れてもらいたい」と述べた。

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