新大関正代、気分一新し稽古 立ち合い改善も

 大相撲の新大関正代は27日、東京都墨田区の時津風部屋で上半身中心の筋力トレーニングで汗を流した。稽古後、報道陣の電話取材に応じ「番付(表で大関の下)に名前があると、また違った感覚。ここから追い込んでいけたら」と、11月場所(11月8日初日・両国国技館)へ向けて気分を一新させた。

 合同稽古で横綱白鵬や大関貴景勝らと番数をこなしたが、動きの鈍さを感じたという。「幕下力士と多めに取って、動きをもっと確認していく」と話した。腰高の立ち合いは改善中で、やや前傾の当たりを本場所までに試す意向を示した。

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