国際柔道連盟、再開戦は「成功」 感染者判明で不安残す

 【ロンドン共同】新型コロナウイルスの影響で、柔道では2月以来の主要国際大会となったグランドスラム・ブダペスト大会が25日、ブダペストで閉幕した。無観客開催など感染予防策を講じて3日間の日程を終え、国際柔道連盟(IJF)は「大会は成功した」との見解を表明。一方で開幕前のPCR検査で複数の陽性者が判明し、今後への不安も残った。

 日本勢は出場せず、61カ国から約400人がエントリー。女子63キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪覇者のティナ・トルステニャク(スロベニア)が優勝するなど強豪が熱戦を繰り広げた。

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