リオ五輪銅・近藤亜美が引退発表「悔いはない」世界王者やメダリスト「大きな誇り」

 柔道女子48キロ級で16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの近藤亜美(25)=三井住友海上=が16日、現役引退を発表した。所属を通じ「世界王者や五輪メダリストになったことは大きな誇り。いい時期も困難な時期もあったが、悔いはありません」とコメントした。

 近藤は名古屋市出身で5歳から柔道を始め、14年世界選手権を制覇。21歳で出場したリオ五輪で銅メダルを獲得したが、東京五輪は代表争いに敗れて出場権を逃していた。

 関係者によれば、近藤は4月から保育の専門学校に通い、後輩を指導することもあるものの、今後については未定だという。

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