朝乃山、16日からの合同稽古は不参加「部屋でベースを作る」

 大相撲の大関朝乃山(26)=高砂=が14日、都内の部屋で鉄球を持ちスクワットをし下半身強化に努めた。

 「初日まではまだ時間があるかもしれないけれど、番付発表までは日にちも少ないですし、ペースを上げていって体を作っていかないと」と今後、ペースアップを図る。

 16日から両国国技館内の相撲教習所で始まる合同稽古は不参加。「部屋でベースを作りたいですし」とマイペースでじっくり調整していく。通常なら巡業で状態を上げていく形だが、新型コロナウイルスの影響で中止が続く。「(本場所まで)巡業があると長く感じるけど部屋で生活をしていると早い感じがします。1日が早い。今まで巡業で相撲をとったりしていたけど。影響はあまりないですね。調整とかには関係ない」と言い切った。

 この日は歴代朝潮の額の前でスクワットを行っていた。部屋の偉大なしこ名を継承する考えには「まったくないですね。師匠も何も言わない。偉大なしこ名だからそう簡単に自分からこの名前でやりたいですとは言えない立場なので」と語った。

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