日本で11・8に体操国際大会開催 日米中露4カ国交流戦 コロナ禍以降初の国際大会

 11月に東京で開催される体操の国際競技会について、リモートで記者会見をするFIGの渡辺守成会長=12日、東京都新宿区
内村航平
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 国際体操連盟は12日、11月に同連盟主催の体操国際大会「Friendship and Solidarity competition(友情と絆の大会)」(11月8日、代々木第一体育館)を開催することを発表した。日本、中国、ロシア、米国による交流大会で、新型コロナウイルスによってスポーツが中断して以降、日本では初となる国際スポーツ大会となる。

 日本からは男子個人総合五輪2連覇王者で、今季から鉄棒に専念する内村航平(31)=リンガーハット=や、萱和磨(23)=セントラルスポーツ=、寺本明日香(24)=ミキハウス=が出場予定。ロシアからは19年世界選手権個人総合金メダリストのニキータ・ナゴルニー、同銀メダリストのアルトゥル・ダラロヤンのダブルエースなどトップ選手が参加する。

 各国の選手は出発までに2週間前、1週間前、出発前日と3度のPCR検査を実施。来日期間中は毎日PCR検査をし、行動範囲は試合会場、練習会場、宿泊ホテルに制限する。飛行機はロシアは民間チャーター機を利用。米国はJALの専用便を利用し、中国は一般旅客便を利用するが、旅客者が少ないので、機内では選手を一区画にまとめて隔離に近い状況を確保するなど、万全の対策を施す。

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