貴景勝、下半身強化を強調 志高くする隆の勝

 大相撲11月場所(11月8日初日・両国国技館)に向け、大関貴景勝と新関脇昇進が確実な平幕隆の勝が10日、東京都台東区の千賀ノ浦部屋で基本運動を中心に汗を流し、代表取材で抱負を語った。

 貴景勝は、2度目の優勝に向けて下半身強化の重要性を強調した。両膝に古傷がある大関は「ちょっと(足腰が)動かなかったら感覚がずれる。相撲も崩れる。四股、すり足がやっぱり大事」と話した。

 25歳の隆の勝は西前頭筆頭だった9月の秋場所で、前傾姿勢の押し相撲が光り10勝を挙げた。来場所は一気に関脇まで番付を上げそうで「上を目指さないといけない。(目標は)大関」と志を高くした。

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