新大関正代が熊本凱旋 母校の相撲部を激励「コロナ落ち着けば、また帰ってきたい」

 大相撲秋場所で熊本県出身力士として初優勝し、11月場所(11月8日初日、両国国技館)での大関昇進を決めた正代(28)が8日、地元の宇土市役所や熊本市の母校熊本農高を訪れた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2月以来の帰郷。住民や後輩たちから祝福された。

 市役所では職員らに拍手で出迎えられ、幼なじみの男性職員から花束を受け取った。元松茂樹市長に優勝と大関昇進を報告した正代は、7月の豪雨災害に触れ「好成績を挙げ、喜んでもらうことが自分にできること。稽古にもいつも以上に打ち込んだ」と話した。同市によると、地元での優勝パレードは新型コロナ対策もあり見送るという。

 熊本農高では相撲部の稽古場に顔を出し「強くなってほしい。新型コロナが落ち着けば、また練習を見に帰ってきたい」と後輩たちを激励。同部主将の寺本龍之助さん(17)は「大関は、相撲をする誰もが憧れる存在。何度かお会いしているが、今回は一番ドキドキした」と話した。

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