坂本花織がSP1位で発進「いつも初戦で出遅れるイメージがあるけど…」近畿選手権
「フィギュアスケート・近畿選手権」(3日、大阪府立臨海スポーツセンター)
全日本選手権(12月23~27日、長野・ビッグハット)の予選を兼ねて行われた。女子ショートプログラム(SP)は、平昌五輪6位の坂本花織(20)=シスメックス=が今季初戦に出場した。
坂本は新作「バッハ・ア・ラ・ジャズ」を披露。冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、フリップ-トーループの連続3回転を華麗に決め、最後は高さのある3回転ループを降りた。3種類のジャンプすべてで着氷し、74・88点でSP1位で発進した。
試合後、オンラインで取材に応じた坂本は、「いつも初戦で出遅れるイメージがあるけど、自分なりにいい演技ができて、スタートダッシュはよかったかな」と手応えを口にした。女子フリーは4日に行われる。
坂本は、今季GPシリーズ・第6戦NHK杯(11月27~29日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)にエントリーしている。