桐生祥秀が準決勝10秒27で決勝へ 6年ぶり日本一へ「絶対にいける」

余裕の表情でゴールする桐生祥秀=デンカビッグスワンスタジアム(撮影・堀内翔)
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 「陸上・日本選手権」(1日、デンカビッグスワンスタジアム)

 男子100メートル準決勝が行われ、14年大会以来6年ぶりの優勝を狙う前日本記録保持者の桐生祥秀(24)=日本生命=は10秒27(向かい風0・3メートル)で1組1位で決勝に進んだ。桐生と競り合った小池祐貴(25)=住友電工=が10秒28で2位となり、決勝進出を決めた。

 桐生はスタート直後にバランスを崩したことを明かし「そこからは落ち着いて、焦らずにいけた。明日は修正してしっかりいきたい」と、前を向いた。6年ぶりの日本一へ、「なかなか気持ちがのらないところはあったが、出るからにはしっかりしたい。最後の10メートル焦らずにゴールできれば、絶対にいける」と、力を込めた。

 決勝は2日の午後8時30分にスタートする。

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