急性すい炎の時津風親方、手術成功 正代の昇進伝達式は代行で枝川親方が出席

 時津風親方
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 日本相撲協会は9月30日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、秋場所で初優勝した関脇正代(28)=時津風=の大関昇進を満場一致で決定した。

 急性すい炎のため伝達式を急きょ欠席した時津風親方(46)=元幕内時津海=の病状について30日、おかみさんの美由紀夫人が説明した。

 29日午後2時ごろに胃痛が悪化。病院で診察を受け「石が十二指腸まで動いて引っかかっていて、すい臓が炎症を起こしていた」という。師匠は伝達式出席を懇願したが午後10時半に内視鏡手術。医師からは「明日まで放置していたら大変だった。重篤な状況」と言われ、危険な状態だった。手術は成功し、この日、病床でまな弟子の大関昇進を伝えられた。伝達式には師匠代行で枝川親方(元幕内蒼樹山)が出席した。

 時津風親方は秋場所前に感染予防のガイドラインに違反する行為があり、秋場所中は謹慎していた。1日の理事会で懲戒処分が決まる予定。

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