瀬戸大也、不倫の代償…ANAと契約解除、JOCのシンボルアスリート辞退

 競泳の東京五輪代表で、不倫報道を認め謝罪した瀬戸大也(26)が、所属契約を結ぶANAと9月30日付で契約を解除したことが判明した。同社の広報部は「瀬戸選手ご本人、マネジメント会社とも話し合いを続けてきた結果、本日付で双方納得の上で契約解除に合意した」と説明。「努力する姿勢をサポートしてきたが、今回の問題は当社の期待するイメージにはふさわしくない」と話した。所属契約は21年3月までだった。瀬戸からは「深い謝罪を受けた」という。

 また30日午後、瀬戸はスーツ姿で都内の日本水連事務局を訪問し、東京五輪競泳日本代表の主将辞退の意向を伝えた。重ねて日本オリンピック委員会(JOC)の肖像権事業「シンボルアスリート」の契約解除も申し出て、JOCに受理された。29日にはJOC山下泰裕会長(63)が一連の報道について「軽視しているわけではない」と発言していた。

 水連幹部によると、瀬戸は「大変申し訳ございませんでした。信頼を回復できるよう頑張ってまいりますので変わらぬご支援をお願いします」と述べたという。競泳主将の辞退については10月6日の水連常務理事会で審議する。

 大会出場には所属チームを日本水連に登録する必要があるため、今後新たな所属先を探す瀬戸が日本短水路選手権(10月17、18日)へ出場するのは困難な見通し。10~11月にブダペストで開かれる国際リーグ(ISL)の参加については検討中という。

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