新型コロナ集団感染で全休の玉ノ井部屋力士に救済措置 全員が番付据え置き
日本相撲協会は9月30日、東京・両国国技館で11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を行い、新型コロナウイルスの集団感染が発生し、秋場所を全休した玉ノ井部屋の力士28人に関し、救済措置を取ることを決めた。
西十両7枚目の東龍、東十両14枚目の富士東ら同部屋の力士は全員が秋場所の番付を据え置き。伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「出たい人もたくさんいて据え置きにしようということ」と審判部内で意見はまとまった。インフルエンザでの休場は救済されないが「比べられない。そういう措置は必要」と、説明した。
同部屋力士は28人中、富士東を含む24人が陽性と確認された。秋場所千秋楽までに全員が退院した。