柔道GS東京大会、コロナで中止 IJF、五輪控え慎重判断

 国際柔道連盟(IJF)は22日、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、12月のグランドスラム(GS)東京大会(国立代々木競技場)を中止すると発表した。来夏に延期された東京五輪を控え、より慎重な対応を要するためと強調した。

 延期でなく中止したのは年明けから既に多くの国際大会が予定されているためと説明。海外から選手団を受け入れるGS東京大会は運営面で東京五輪の試金石として注目されていた。

 3月から中断されている主催大会の再開戦となるGSブダペスト大会はハンガリー政府の決定を待ち、10月23~25日の開催で確定する方向。その後も年内に欧州での国際大会を調整中。

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