「大相撲秋場所・4日目」(16日、両国国技館)
先場所優勝の前頭筆頭・照ノ富士(伊勢ケ浜)は、全勝の関脇・正代(時津風)に土をつけて、2勝2敗とした。立ち合いでまわしを取れなかったものの突き合いを制し、パワーで押し出した。
先場所優勝を争った正代には、14日目に対戦し敗れていた。「先場所負けているので、しっかり自分の形をつくろうと思っていた。思い切って当たろうと思っていたので、勝ててよかった」と、うなずいた。
今場所は初日から連敗スタートとなったものの、勢いのある相手を下して星を五分に戻した。三役復帰も見据える中、「一日一番、できることをやる」と力を込めた。