秋場所開幕、感染対策を継続 八角理事長が集団感染を謝罪

 大相撲秋場所は13日、東京都墨田区の両国国技館で初日を迎え、7月場所に続いて新型コロナウイルス禍の収束が見えない中で15日間が始まった。場所前に玉ノ井部屋で力士19人の集団感染が発生。先場所と同じく観客数の上限を1日当たり約2500人とし、マスク着用や大声での声援自粛を求めるなど厳重な感染予防対策が講じられた。

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は初日恒例の協会あいさつで「多大なご心配をお掛けしましたこと、深くおわび申し上げます」と集団感染を謝罪。「全力士は厳しい感染予防を行いながら、白熱した相撲でご期待にお応えすることと存じます」と述べた。

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