坂本花織 リニューアル「マトリックス」をノーミス演技「この調子で初戦を迎えたい」

 「フィギュアスケート・ドリーム・オン・アイス2020」(13日、KOSE新横浜スケートセンター)

 前シーズン優秀選手による今季のプログラムお披露目を兼ねたエキシビションが行われ、この日は各選手のフリーが演じられた。

 18年平昌五輪代表の坂本花織(20)=シスメックス=は、黒を基調とした衣装で、昨季に続きフリー「マトリックス」に挑戦。「ちょっとリニューアルしたマトリックス。そこも楽しんで頂けたら。ベストな演技が出来るように頑張りたい」と意気込んでいたが、冒頭からほぼミスなくジャンプを決めていき、映画さながらのアクションシーンを表現した振付も力強くこなした。

 ノーミスの内容に「後半まで持つように、と思って前半セーブしてしまったけど、練習から集中すればノーミスでできることが多々あった。練習の成果を出せた」と、納得の表情。試合形式のアイスショーを終え「しっかり自分の演技ができた。この調子でシーズン初戦を迎えたい」と、10月の近畿選手権を見据えた。

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