メドベージェワ 新SP「仮面舞踏会」披露も精彩欠く 世代交代に抗えるか…
「フィギュアスケート・ロシア・テストスケート」(12日、モスクワ)
ロシアのシニア強化選手による演技披露会が行われた。この日はショートプログラム(SP)が演じられた。
圧倒的な層を誇る女子では平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(20)は、腹筋をのぞかせるセパレートの練習着で演技。今季のSPは「仮面舞踏会」。冒頭の3回転ループ-3回転トーループの連続ジャンプ、続くダブルアクセルはなんとか着氷も、最後の3回転ルッツはステップアウト。14歳のワリエワや、国内女王のシェルバコワがいきなりの好演技をみせた中、精彩を欠く内容となった。
昨年はコストルナヤ、シェルバコワ、トルソワがGPなどを席巻。新世代が一気に台頭してきた中で、元世界女王は苦境に立たされている。正念場の北京五輪プレシーズン。世代交代に抗えるか。