「フィギュアスケート・ドリーム・オン・アイス２０２０」（１２日、ＫＯＳＥ新横浜スケートセンター）

　フィギュアスケートのアイスショー「ドリーム・オン・アイス」が無観客で開催され、実戦形式で新シーズンのショートプログラムを披露した。１８年平昌五輪代表の坂本花織（２０）＝シスメックス＝は「バッハ・ア・ラ・ジャズ」を演じた。

　着氷が乱れたジャンプもあったが、ピアノの音色に合わせた力強いステップで魅了。「ショーというより試合のつもりで臨んでいる。（演技直前は）足の震えが止まらなくなった」と言うが、「久しぶりに試合の感覚を取り戻すことができた」と笑顔で振り返った。

　ジャズ調の新プログラムについては「（４月に）ハタチになったので、大人の女性を演じられるように。新たな自分を引き出せるプログラム」と話した。