友野一希「完成度、演技の質を上げたい」18年世界選手権5位「メダルの取れる選手に」
「フィギュアスケート・ドリーム・オン・アイス2020」(12日、KOSE新横浜スケートセンター)
無観客で開催され、新シーズンのショートプログラム(SP)が披露された。
18年世界選手権5位の友野一希(22)=同第=は、昨季から継続する「Chroma - The Hardest Button to Button」を演じた。
4回転トーループ、4回転サルコーを着氷するも、コンビネーションはつけられず。久しぶりの実戦形式のショーだけに、小さなミスは重なったというが「自然と体が覚えていてくれたので、集中はできていたと思う。今後1つ1つの試合にこの経験を生かしたい」と振り返った。
また「昨季に続いてSPフリーともに継続なので、完成度、演技の質をより上げたい」と意気込み。「メダルの取れる選手になれるように、1日1日頑張りたい」と語った。
同公演は7月に開催予定だったが、コロナ禍により中止が決定。しかし、多くの競技会やショーの中止で演技を披露する場がなく、スケーターが新シーズンへ不安を抱えている現状を鑑み「新プログラム披露の場」として開催される運びとなっていた。