15歳河辺愛菜がトリプルアクセル着氷 フィギュア・ドリーム・オン・アイス
「フィギュアスケート・ドリーム・オン・アイス2020」(12日、KOSE新横浜スケートセンター)
アイスショー「Dreams on Ice」が、無観客で開催され、新シーズンのショートプログラム(SP)が披露された。
昨年の全日本ジュニア女王で、今季からシニアに転向する河辺愛菜(15)=木下アカデミー=は、黒のシックな衣装で「Fire Dance」を演じた。冒頭はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷。その後のジャンプもしっかりと降り、タンゴを情熱的に演じきった。
演技後は「少し回転は足りなかったけど、初めてこの曲でトリプルアクセルで立てたことはよかった」と振り返り「SP、フリー両方ノーミスして、200点超えをすることが目標」と語った。
同公演は7月に開催予定だったが、コロナ禍により中止が決定。しかし、多くの競技会やショーの中止によって演技を披露する場がなくなったことで、スケーターが新シーズンへ不安を抱えている現状を鑑み「新プログラム披露の場」として開催される運びとなった。