照強 三役視界も気負い無し「一番一番集中して頑張る」

基礎運動を行う照強(日本相撲協会提供)
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 「大相撲秋場所」(13日初日、両国国技館)

 自己最高位、西前頭3枚目の照強(25)=伊勢ケ浜=が8日、都内の部屋で部屋の関取衆と申し合いを行い、13番取って調整した。朝稽古後、電話取材に応じ、「良い感じですよね。調整はうまいこといってる」と手応えを口にした。

 出稽古は禁止ながら、先場所優勝した照ノ富士を筆頭に部屋は関取5人。「うちの部屋は関取衆が多くて恵まれているので、しっかりやっていけることをやっていけたらと思う」と語った。

 4場所連続で勝ち越し、三役も視界に入るが、冷静。「毎場所変わらず目の前の一番一番に集中して、上がったからと言って気負わずに、挑戦するつもりでいけたらいいかな。先場所も大関と当たってますし、大して変わらないのかな」と、無心で挑むだけだ。

 先場所14日目、新大関だった朝乃山(高砂)を足取りで撃破。兄弟子・照ノ富士の優勝をアシストした。大舞台でも動じないメンタルで暴れるつもり。「そこまで気負わず目の前の一番一番に集中して、今回は1回だけじゃなく何回もあるので、一番一番集中して頑張る」と気合十分だ。

 付け人を務めていた錦富士が新十両に昇進。「(部屋の雰囲気は)めちゃくちゃいいですよ。しっかりみんな一致団結して稽古もできている。付け人が上がったのは素直にうれしいけど逆にライバル。ライバルというよりか、頑張ってほしい存在ですかね」と、大いに刺激になった。

 先場所後は故郷の淡路島に帰郷。「お盆に帰りました。釣りとか行って、結構リフレッシュはできました」。地元産のたまねぎ、新鮮な魚をたっぷり食べて英気を養い、秋場所でも大暴れする。

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