新入幕の翔猿 締め込みはブルーハワイ系「誰もしていなさそうな色」

 稽古で基礎運動する翔猿(日本相撲協会提供)
 稽古で基礎運動する翔猿(日本相撲協会提供)
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 「大相撲秋場所」(13日初日、両国国技館)

 新入幕を果たした翔猿(28)=追手風=が2日、埼玉県草加市の部屋で基礎運動を中心に汗を流した。周囲の祝福もあり、幕内力士の自覚も徐々に実感。「少しずつ。番付とかにも載っていたので。少しずつ実感しています」と話した。

 新入幕場所では締め込みを金色から斬新なブルーハワイ系に変更する。「ブルーハワイ系で。そうしましょう。水色とかでも良かったと思うけれど、誰もしていなさそうな色だったので。ちょっと青とかも使ってみたいなと思って、真っ青じゃなくてちょっと水色がかったのがいいなと思ってあれにしました。」と個性をアピールする。

 幕内で対戦したいのは同級生。「御嶽海、北勝富士とか、同級生で上位にいるんで。やってみたい。小さい頃から知っているんでやっぱり意識しますね」と、早期の対戦のためにも番付を上げたい。

 昨年の九州場所前、日本相撲協会がウェブで公開した「ハートキャッチゲーム」に出演。タイミング良くボタンを押して翔猿にハートをキャッチさせるもので「気づいたらできてた。僕も知り合いから送られてきてこんなゲームあるんだと思って…」と謎のゲームながら、それ以降、4場所連続で勝ち越しと験が最高にいい。

 コロナ禍での自粛期間を利用して英会話も勉強中。「外国の人から話しかけられることが多かったんで。まあそれでちょっと。元々興味もあって、自粛期間だったんでやってました」とオンライン英会話で特訓している。

 スピードある相撲で外国人にアピールを狙う。「外国人に分かりやすいように座布団にflying monkeyって入れようか迷ったんですけどね。それはやめました。(決まり手は)蹴返しとか蹴手繰りとか多いんで、幕内であんまりそれをする人はいないんで、それもやりたいですね。外国人のハートをキャッチできたらいいですね」と、トークも絶好調だ。

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