大相撲秋場所も観客を2500人に制限 対策は強化、八角理事長「安心、安全に」

 「大相撲秋場所」(9月13日初日、両国国技館)

 日本相撲協会は31日、両国国技館で臨時理事会を開き、秋場所の開催を決定した。新型コロナウイルス感染予防のため、観客は先場所同様、2500人に制限して行う。

 観客動員を増やす案もあったが、見送り。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「感染状況が変わらない」と説明した。

 溜(た)まり席はなし。1マスに1人、椅子席は3席ずつ空け、場内は禁酒。観客には声援は自粛を要請し、拍手での応援を求めるなど、感染防止策は先場所同様の態勢を敷く。

 また、30ページ超の感染予防のガイドラインは先場所から改訂し、より対策を入念にして本場所に臨む。八角理事長(元横綱北勝海)は「9月場所も引き続き感染防止策強化に努め、お客さまが安心、安全にご覧いただける環境を整えて参ります」と、語った。

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