日本相撲協会は30日、東京都墨田区の両国国技館で新型コロナウイルス対策を目的とした講習会を開き、親方や力士らの協会員に加え、おかみさんやマネジャーといった部屋関係者を含めた約950人が出席した。
芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、東京大医科学研究所の四柳宏教授ら2人の講師が約1時間講義を行い、新型コロナ感染症の基礎知識や予防法などを説明した。肥満体形や糖尿病の持病があると、感染した場合に重症化の可能性が高くなる点などにも言及があった。
相撲協会は31日に臨時理事会を開き、大相撲秋場所(9月13日初日・両国国技館)の開催方法などについて協議する。