一二三の柔道着に28万円超「自分で入札してるだろ」高藤ジョーク 慈善オークション

 全日本柔道連盟(全柔連)が九州を中心に各地を襲った7月の豪雨被害への復興支援として実施している慈善オークションで、14日17時現在、男子66キロ級前世界王者の阿部一二三(23)=パーク24=が出品したサイン入り柔道着に早くも28万円超の最高入札額がついている。16日22時で終了となる。

 この慈善オークションは、現役選手らアスリート委員会からの発案で実現したもので、歴代の五輪メダリストや東京五輪代表選手ら40人以上が協力。3週にわたってオークションサイト「HATTRICK」に特別グッズを出品し、収益の全額を被災地支援などに寄付するというものだ。

 10日からスタートした第1弾では、現役の日本代表のほか、日本男子の井上康生監督やシドニー五輪銀メダリストの篠原信一氏らが出品しているが、終了2日前となった現時点での最高額は阿部が出品した柔道着の28万1000円で、入札数131件も最多。さらに帯も12万1000円と高騰しており、改めて23歳のホープの注目度の高さをうかがわせている。

 男子60キロ級で東京五輪代表の高藤直寿(27)=パーク24=は、自身が出品した柔道着の4倍以上の入札額がついていることから、インスタグラムで「(阿部が)自分で入札してるだろってぐらい高いじゃん」とストーリーズに投稿。さらに、ツイッターでも「阿部の柔道着が暴走してます」と“恨み節”をはき出しつつ、しっかりとこの慈善オークションの存在をアピールした。

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