箱根駅伝の予選会、10・17無観客開催へ 市街地走らず周回コースに変更

 関東学生陸上連盟は11日、第97回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝、来年1月2、3日)の予選会を10月17日に、例年のコースを大幅に変更した、東京都の陸上自衛隊立川駐屯地内周回コースで開催すると発表した。大会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客で行われる。

 例年は陸上自衛隊立川駐屯地からスタートし、市街地を通ってゴールの国営昭和記念公園を目指すが、今年は市街地などは避けられた。距離は例年通りハーフマラソンで、記録は非公認となる。

 大会は関係者のみで行うため、毎年沿道で声援を送る駅伝ファンの姿も見られなくなる。関東学連は「今後の社会情勢の変化や有事が発生した際には、会場の変更や大会が中止となる可能性もございます」と説明した。

 スタート方法も変更の可能性がある。予選会では500人近くの選手が一斉にスタートするため、関東学連は対策を競技中。感染防止のマニュアルも作成予定だ。

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