池江璃花子が29日実戦復帰へ 白血病公表後初レース

練習の合間、笑顔を見せる池江璃花子(代表撮影)
練習を公開した池江璃花子(代表撮影)
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 競泳女子で白血病からの復活を目指す池江璃花子(20)=ルネサンス=が、東京都特別大会(29~30日、東京辰巳国際水泳場=長水路)にエントリーしたことが11日、関係者への取材で分かった。種目は29日に実施される50メートル自由形のみ。27日に出場予定だった日大・中央大対抗戦が新型コロナウイルスの影響で中止となったため、出場すれば病気公表後初のレースで19年1月以来の復帰戦となる。

 池江は昨年2月に病気が発覚し、12月まで長期入院していた。競技復帰に向けては2024年パリ五輪に照準を合わせていることを明かしており、今年3月に練習を再開。7月には報道陣に練習を公開し「20歳の抱負は何らかの試合に出ること。今の状況をしっかりチェックして、それ以上に強くなれる方法をどんどん見つけていければ」と復帰戦への意欲を見せていた。

 現在日大2年の池江は、10月の日本学生選手権(インカレ)への出場を当面の目標に掲げているが、個人種目への参加資格を得るには19年4月以降の記録を残す必要がある。池江は長期休養をしていたため、まずはインカレの参加標準記録(長水路=26秒86)突破を目指し、復活への第一歩を踏み出す。

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