長岡望悠 左膝大けがから代表復帰「もう少しバレーボールがやりたい」

 バレーボール女子日本代表の長岡望悠(29)=久光=が8日、オンラインで報道陣の取材に応じた。2度の左膝故障を経て、約2年ぶりに代表復帰を果たしたばかり。「膝とつきあいながら、しっかりパフォーマンスを上げることに集中することが大事」と冷静に語った。

 長岡は日本代表のエースとして2016年リオ五輪に出場するなど活躍したが、17年に左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂。復帰を果たすも、18年に再び同箇所を負傷した。

 リハビリも順調には進まず、今年3月の東京五輪延期決定時は「応援者」としてその一報を受け止めた。7月に代表に追加招集。2日のリモート紅白戦では出場を果たしたが「まだ痛みも怖さもある。自分のイメージの中で言うと、5割にやっとちょっと来たかなという段階」と言う。

 まだ自身が納得できる状態まで戻せてはおらず、東京五輪もその目にはっきりと見えているわけではない。それでも、復帰への道のりを歩む中、自問自答を繰り返すうちに「もう少しバレーボールがやりたいなって素直な気持ちが自分の中にあると気づけた」と長岡。そのまっすぐな気持ちを誇りに、前へと進み続ける。

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