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照ノ富士 再大関へ「鍛えなおす」復活Vから一夜、早くも真剣モード 5日稽古再開へ

 大相撲7月場所で5年ぶりの復活優勝を果たした幕内照ノ富士(28)=伊勢ケ浜=が一夜明けた3日、都内でリモート会見し、休養は2日間だけで5日に稽古再開すると明かした。両膝はまだ回復途上で徹底的に肉体を鍛え抜き、さらなる強さを追求。早くも真剣モードで上位総当たり戦となる秋場所(9月13日初日、両国国技館)を見据えた。

 パソコン画面越しの照ノ富士に全く浮かれた様子がない。7月場所が2週間遅れたため秋場所までの期間は短く9月13日が初日。15日間の激闘を終えた翌日、早くも真剣モードで目をぎらつかせた。

 「もう一回鍛え直す。やれることを全部出していく。水曜日(5日)から汗を流そうと思う」と優勝から中2日で稽古を再開する。

 通常、どの部屋も場所後の休みは1週間。「自分の中で1週間は長い」と両膝はまだ完全には遠く、筋力強化のため長期休みなど取っていられない。

 今場所は優勝したが「勢いに乗ってたから勝てただけ」と実感。終盤は「膝は伸びなくなっていた。最後、表彰式で土俵に上がるのはきつかった」と明かし、満身創いだった。

 来場所は「目標」とした横綱、大関との総当たり戦が確実。「もうちょっと鍛えないと、来場所は厳しい」と、現状を見つめた。

 序二段まで落ちた元大関の優勝は史上最大の復活劇。5年2カ月ぶり賜杯は史上2位のブランク、史上3人目の幕尻Vと記録ずくめだ。コロナ禍で異例様式での開催となった場所を締め、日本中を勇気付けた。元大関の平幕優勝は76年秋場所の魁傑以来。魁傑は再び大関に戻った。肉体が完全に復調すれば、照ノ富士も再大関の可能性は十分ある。

 優勝が決まった後、天井付近に掲げられた初優勝時の優勝額を見上げた。6年程度で優勝額は付け替えられる。「その写真が降りるまでにもう1回優勝」という目標を達成した。「増やしていきたい」と3枚目、4枚目と優勝額の量産を誓った。

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