白鵬が休場 右膝負傷全治2週間…初場所以来の横綱不在に

 「大相撲7月場所・13日目」(31日、両国国技館)

 東横綱白鵬(35)=宮城野部屋=が、日本相撲協会に「右膝半月板損傷、膝蓋大腿靱帯(しつがいだいたいじんたい)損傷、関節内血症で今後約2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出し、休場した。

 師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)によると、4日目の平幕隆の勝戦で古傷のある右膝を負傷した。治療を受けながら出場を続けたが、12日目に関脇御嶽海戦で2敗目を喫した際に悪化させた。

 鶴竜が2日目から休場し、4カ月ぶりの本場所は1月の初場所以来の横綱不在。大関貴景勝も休場し、横綱、大関陣で出場しているのは朝乃山だけだ。

 白鵬の休場は初場所以来で15度目。13日目の対戦相手、関脇正代は不戦勝。白鵬は部屋関係者を通じて「一日も早く土俵に戻れるよう、新しいけがと自分の体に向き合い、治療致します」とコメントした。八角理事長(元横綱北勝海)は「盛り上がっているところで横綱がいないのは本当にファンの方に申し訳ない。ただ白鵬はよく引っ張ってくれている。また頑張ってほしい」と話した。

 今場所の十両以上の休場は、外出して会食が発覚した平幕阿炎を含めて5人目。

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