ボクシング女子五輪代表が富山合宿で久々の対人練習 並木月海「感覚取り戻せた」

 富山市で強化合宿を行っている東京五輪ボクシング女子の日本代表と同候補が28日、オンラインで取材に応じた。3月のアジア・オセアニア予選以降初の代表合宿は29日に打ち上げとなる。

 コロナ禍で選手はそれぞれの拠点で練習を積んできた。実戦練習も制限されてきたが、今合宿では感染対策を行った上で、男子高校生とのマスボクシングなど実戦に近い練習を連日行った。

 東京五輪の出場権を獲得しているフライ級日本代表の並木月海(自衛隊)は「課題としていた対人練習ができ、感覚をしっかり取り戻すことができた」と収穫を口にした。また、フェザー級日本代表の入江聖奈(日体大)も「強い人と実戦練習ができた」と手応えを口にした。

 来年の世界最終予選で五輪切符を目指す2人も同様だ。ミドル級の津端ありさ(西埼玉中央病院)は、看護師と二足のわらじで個人練習を積んできただけに「ディフェンス、自分の距離でパンチをもらわないことが課題だった中、対人練習がたくさんできた」と充実の表情。ライト級の浜本紗也(日大)も、約5カ月ぶりの代表集合に「なかなかレベルの高い人とやれることがないので、刺激をもらった。その中で課題を持ってできたと思う」と話していた。

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