フィギュアのジュニアGPとチャレンジャーシリーズ派遣中止を決定

 日本スケート連盟は13日、フィギュアスケートの国際大会への派遣を一部中止すると発表した。新型コロナウイルス感染症の情勢を考慮し決定した。対象は国際スケート連盟(ISU)ジュニアグランプリ(GP)シリーズと、チャレンジャーシリーズ。

 チャレンジャーシリーズは9月中旬から開催されているB級大会で、例年は多くのシニア選手のシーズン初戦となっていた。五輪2連覇の羽生結弦(ANA)は、シーズン初戦としてカナダ国内で開催されるチャレンジャーシリーズ「オータムクラシック」に5年連続で出場。心身の状態や新プログラムの完成度を実戦の中で確認する場となっていた。

 ジュニアGPシリーズはコロナ禍の影響ですでにカナダ大会、スロバキア大会、横浜で予定されていた日本大会の中止が決定。開催を目指している大会もあるが、日本からは派遣の見送りが決まった。

 日本スケート連盟は「新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国際競技会に参加することによる感染リスクや、海外から日本へ帰国した際には14日間の隔離制限措置がとられていることなどを総合的に勘案した結果、上記国際競技会への派遣は中止せざるを得ないという判断にいたりました」と説明している。

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