日本ボクシング連盟が「公益法人化プロジェクト」発足

 アマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟が「公益法人化プロジェクト」を11日までに立ち上げたことを発表した。現在は一般社団法人で、より透明性が高く社会的信用が得られる公益法人化を目指している。

 同連盟は山根明前会長の体制下だった2018年に助成金の不正流用などの問題が発覚。山根前会長や当時の理事が辞任したが、その後も使途不明金などが明らかになった。社会的信頼を失うと同時に、同年に日本オリンピック委員会(JOC)から交付金が停止されるなど厳しい運営が続いてきた。

 内田貞信会長へと体制が変わり、第一に掲げたのが公益法人化だった。申請には団体の運営改善が認められなければならないが、すでに2年が経過し、今回のプロジェクト発足となったもようだ。東京五輪の1年延期とコロナ禍によるスポンサーへの打撃など苦しい状況が続く中で、内田会長は今プロジェクトの「公約」として「道は険しくとも日本ボクシングの未来のために必ず公益法人化を実現させる」と決意表明している。

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