フィギュア・4回転の基礎点変更を破棄 22年北京五輪は現行の基礎点で実施か

 国際スケート連盟(ISU)は8日、フィギュアで2020~21年シーズンから適用予定だった4回転などのジャンプの基礎点変更を破棄し、昨季と同様の基礎点で行うと発表した。これで22年北京冬季五輪は現行の基礎点で実施する可能性が高まった。

 5月に発表された基礎点変更などの新たな規定は新型コロナウイルスの影響で調整の遅れる選手や関係者が難色を示し、ISUが適用を保留していた。新規定は4回転でルッツが11・50点から下がり、ループは10・50点から上がってフリップと同じ基礎点11・00点に設定。3回転ルッツは5・90点から5・30点に減り、フリップと同じ点とされていた。

 また、20~21年シーズンはジャンプの回転不足の判定を緩和し、回転が4分の1足りない場合は基礎点を減らさずに出来栄え点でマイナス評価することになった。

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