体操 全日本シニア「ガンバ!」など声援自粛&体操ディスタンス確保で開催へ

 体操の全日本シニア選手権(9月20~22日、高崎アリーナ)の開催発表会見が7日、都内で行われた。新型コロナウイルスの影響で大会の開催が中断していた体操界にとって、今年初となる全国規模の大会となる。全日本シニア連盟の塚原光男専務理事は「選手にとって競技会が1つのモチベーション。やれる可能性があるなら、やるべきだと思った」と、開催を決断した理由を説明した。

 感染拡大防止対策のガイドラインを定め、観客も全席指定で1000~1500人を集客する予定。手洗い・消毒や、体操ディスタンス(1メートル以上、両手間隔)確保の徹底のほか、体操特有の「ガンバ!」など声援の自粛や、バルーンスティックなど鳴り物での応援は禁止する。

 同大会は鉄棒に絞って来夏の東京五輪出場を目指す五輪個人総合2連覇王者の内村航平(リンガーハット)、2月の左アキレス腱を断裂から復活を目指す寺本明日香(ミキハウス)らが出場を予定している。

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