レスリング・文田健一郎、五輪21年でも「金メダル獲れる」モチベーション万全

 レスリング男子グレコローマンスタイルの日本代表合宿が6日、新型コロナウイルスの影響による中断を経て、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで約3カ月ぶりに再開された。60キロ級で東京五輪代表の文田健一郎(24)=ミキハウス=は「思ったより動けていてホッとした」と不安を一掃した。

 必殺技「反り投げ」を武器に17、19年と世界王者に輝いた文田。しかし、3月に五輪延期が決まり「気持ちが不安定になり、1年モチベーションを持ち続けられるか…」と不安に駆られたという。ただ、自粛期間も腐らず自宅でトレーニングを継続。久々の合宿となったこの日は軽めのメニューだったが、「技の感覚や勘は思っていたより落ちてない」と安どの表情を見せた。

 松本慎吾・グレコ強化委員長は文田について「いつでも戦える。今月五輪が開催されたとしても準備できる」と太鼓判。期待のエースは「(延期は)目標が先に延びただけ。今年でも来年でも金メダルは獲れる」と再び出撃体勢を整えた。

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