荒磯親方、勉学&パソコン作業に四苦八苦「喜びこれから」 “相撲界”テーマにリポート

 大相撲の荒磯親方(元横綱稀勢の里)が3日、34歳の誕生日を迎え電話での代表取材に応じた。4月に入学した早大大学院生スポーツ科学研究科で勉学に励む心境を明かした。

 角界の頂点を極めた男がパソコンを使い研究の日々を送る。新型コロナウイルスの影響で通学はできないが週4日、一日約3時間、リモートで受講。エクセルを使いリポートをパソコンで発表する。

 やはりテーマは相撲界。教授の教える「勝利、資金、普及」という3つのスポーツ界のモデルを、力士育成、部屋運営などに「あてはめている」と言う。

 中学卒業後、角界入りし勉強も久々。「付いていくのが必死。パソコンを使ったのも初めてだし。それが、この3カ月。喜びを感じるのはこれからかも」と明かした。

 元横綱の現役学生は相撲ファンへメッセージ。「ファンあっての大相撲。私も大歓声をもらって力になっていたし、ああいう(大観衆の)ところでやれるのが幸せでした。そういうのが早く戻ってほしい」と本場所を待ち望んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス