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池江璃花子 24年パリ五輪へ本格始動「心から楽しんで水泳をできている」10月復帰戦も

 競泳女子で白血病からの復帰を目指す池江璃花子(19)=ルネサンス=が2日、東京都内で練習を公開した。西崎勇ヘッドコーチ(41)の指導を受けながら、日本代表経験のある持田早智(20)、山本茉由佳(20)=ともにルネサンス=と3人で練習。約3500メートルをみっちり泳ぎ込んだ。

 「みんなと泳ぎ始めたときは、全然練習についていけなかったり、ついていけない自分が悔しかったりしたけど、今はだいぶみんなと練習を同じようにできるようになって、日に日に力がついてきているなという感じがする」と池江。「入院当初は、病気になって(東京)五輪に出なくてよくなってホッとしたけれど、いざこうして戻ってみると、楽しいの方が勝つ。プレッシャーとか何も感じずに、心から楽しんで水泳をできている。このまま継続して上がっていければなと思います」と笑顔で語った。

 池江は19年2月に白血病を公表し、闘病生活の末、同年12月に退院。今年3月17日には、406日ぶりにプールに入ったことを自身のSNSで報告した。緊急事態宣言中は自主トレを行い、解除後の6月中旬から新体制で本格的な練習を再開。月に1度の通院は続けているが、服用中の薬の量もかなり減ったといい「(体調は)ずっと安定しています」。週3回だった練習を先週から4回に増やし、着実に体力を戻している。

 今後については「今の目標は一応インカレ(日本学生選手権・10月1~4日、東京東京辰巳国際水泳場)」といい、大学生にとって1番の大舞台をターゲットとした。ただ、コロナ禍で多くの大会が中止になっているだけに、先行きは不透明だ。「インカレがあるかも分からないので、とにかくあることを信じて今は練習に励んでいる。でも、インカレがなくても、とにかく練習をひたすら頑張るしかないので、モチベーションを下げないようにキープしていけたらなと」と話した。

 また、五輪の大舞台に対しては「1年延びて(東京を)期待されることもあるけれど、あくまでも自分の目標は24年」と断言。「来年の21年五輪にとらわれず、今はとにかく24年にという思いなので、土台をつくってやっていけたら」と冷静に4年後を見据えた。

 指導する西崎ヘッドコーチは池江の状態について「いたって順調というのが私の感想」としながらも、10月の復帰プランについては「開催されるなら、参加できるか分からないが、チャンスがあれば、安全面に配慮しながら検討したい」と話すにとどめた。また「コミュニケーションを取って、池江選手の状態をなるべく把握して、無理はさせないけど、一歩ずつ焦らず成長していきたいねと2人で話している。今は健康な状態をまず1年間キープすることが1番重要」と強調した。

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