ラグビー男子7人制日本代表候補活動再開 小沢「仲間と一緒にやれた」

 東京五輪ラグビー男子7人制日本代表候補が29日、新型コロナウイルスの影響で休止していた活動を再開した。感染対策として全国5カ所に分散して行うことになっており、同日は東京での練習が行われた。練習後に小沢大(31)=トヨタ自動車=がオンラインで取材に応じ「段階的な再開だが仲間と一緒にやれたことをうれしく思う」と喜びを語った。

 1年延期となった東京五輪。小沢は「今年やりたかったのが一番の思い。(当初は)切り替えができなかったが、ポジティブに捉え、1年後にメダルを取ると再び思えた」と前向きになっている。今年1月に女児が誕生したことも延期となった東京五輪へ向かう後押しとなった。

 小沢は東京五輪を断念した福岡堅樹(27)=パナソニック=や橋野皓介(32)=キヤノン=ら、離脱メンバーへの思いも明かした。「本人が決めたことなので止めることはできない。その分、自分たちが結果を出すことで恩返しができる」と戦友のためにもメダルを取る覚悟だ。

 代表候補の練習は今後も週1回を目安に、少人数で7月18日まで各地で行っていく。東京では6人が参加し、「ソーシャルディスタンスや声のボリュームを下げながらやった」と感染対策は徹底された。東京五輪1年前となる7月末に全体で集合する方針だ。

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