【ロンドン共同】国際柔道連盟(IJF)は8日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月から中断している国際大会を9月から再開する方針だと発表した。各国・地域連盟に通達したが、具体的な大会や開催地など詳細は協議中だという。
来年7月に延期された東京五輪の出場権を争う全ての選手にチャンスを与えるため、移動などの公平性を考慮した上で可能と判断すれば中止となった大会も実施する方向。IJFのビゼール会長は「新型コロナの要素はコントロールできない。安全かつ平等な状況になったらすぐに再開したい。これ以上、健康危機が渡航や業務に影響しないことを願っている」とコメントした。