ホリエモンが3人制バスケに新規参入 近鉄買収騒動から16年…控えめに「僕は応援」

 実業家の堀江貴文氏(47)が12日、オンラインで記者会見を行い、自身が共同オーナーを務める3人制バスケットボール(3×3)チーム「HIU ZEROCKETS.EXE」の設立と、国内トップリーグ「3×3 PREMIER.EXE」への参戦を発表した。リーグは今月開幕予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で既に6月末までの延期が決定。先行きは不透明だが、堀江氏は控えめに「僕は応援する立場をとる」と後方支援を約束した。

 2004年、球団買収騒動で注目を集めた堀江氏が“新規参入”を決めたのは、東京五輪で新種目として採用される3人制バスケットボールだった。「注目度合いがこれから大きくなるのでは」と堀江氏。どでかいビジョンを掲げるかと思いきや「僕は最初にやろうと言っただけ」と控えめな立場を強調した。

 それは「実験」を兼ねているからだろう。堀江氏は共同オーナーだが、クラブ運営の中心は同じくオーナーの柏井茂達氏とHIU(堀江貴文イノベーション大学校)から募集したメンバーが担う方針。スタッフ36人は全員ボランティアで人件費ゼロという“新形態”での運営となる。

 他競技と比べ登録選手数が少なく「比較的小規模な予算ででき、これまでにない運営形態も可能」との目算も挑戦を後押し。「これまでのスポーツチームのあり方をより民主化した」と掲げた。

 またチームでは以前から会議などの活動をオンラインで実施しており、福岡市と東京都港区のダブルフランチャイズがリーグからも承認されたという。ステイホームが推奨される現在の社会情勢を引き合いに、堀江氏は「選手を含めて片手間でやる人たちばかりだが、多種多様な、複数の仕事を掛け持ちする生き方も面白いし、それが3人制バスケだとやりやすい」とも語った。

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