宇野昌磨衣装のマスクが完売 利益はWHOに寄付へ
フィギュアスケート男子で2018年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)の衣装を制作したカナダ人デザイナー、マシュー・キャロン氏が衣装をモチーフにしたマスクを販売したところ、2日までに完売したとAP通信が伝えた。
マスクは宇野が昨季のショートプログラムとフリーで着用した3種類の衣装とそれぞれ同じ素材や装飾を使って制作。平昌五輪アイスダンスで金メダルに輝いたテッサ・バーチュー(カナダ)らのモデルとともに1枚200~250カナダドル(約1万5千~1万9千円)で売り出された。
キャロン氏はマスクが医療用ではなく、コレクション用としている。宇野のモデルが完売したことについて「危機的状況の中、このマスクを買うお金がこれほどあるとは正直驚いた」と話した。利益は新型コロナウイルス感染対策に当たる世界保健機関(WHO)に寄付するという。