世界陸連「公平性保つ」 6日から11月末まで五輪参加標準記録の対象に含まず

 世界陸連は7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、6日から11月30日までは東京五輪の参加標準記録の対象期間に含まないと発表した。五輪出場資格に適用する世界ランキングにも反映されない。12月1日から再開予定で、マラソンと男子50キロ競歩は来年5月31日、他の種目は同6月29日まで。

 対象期間は19年からで、セバスチャン・コー会長は既に出場資格を獲得した選手については権利を維持する方針を表明している。約8カ月の除外期間を設けたことに「選手にとって計画を立てやすく、準備もしやすくなる。入国制限などで大会に出場する機会が平等でないため、このような措置で公平性が保てる」と説明した。

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