五輪ボート金メダリスト 五輪延期で引退決断「パンデミック引退の引き金になるとは」
16年リオデジャネイロ五輪のボート男子エイトで金メダルを獲得した34歳のトム・ランズリー(英国)が3日、東京五輪が1年延期されたことを理由に現役引退を表明した。英BBC放送(電子版)に「21年に延期されたことで最終的に決断した」との手記を寄せた。
エイトの一員として12年ロンドン五輪で銅メダル、13、14年の世界選手権優勝に貢献。3度目の五輪を断念し「数カ月前まではパンデミック(世界的大流行)が引退の引き金になるとは予想できなかった」とつづった。