陸上・日本選手権が秋に延期 会場調整中も陸連は新国立での開催希望「やれたら」

 日本陸連は3日、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、日本選手権(6月25~28日、大阪)の開催延期を発表した。延期時期については、秋(9月下旬~10月初旬)で調整している。会場も調整中だが、麻場一徳強化委員長は「われわれとしては新国立でやれたら」と、1年延期となった東京五輪本番会場での開催を希望した。

 東京五輪の最終選考会に位置付けられていたが、五輪の1年延期もあり、同強化委員長は「選考としてはやりにくい。選考にはならない流れだと思う」と、見通しを示した。

 これで6月までの陸連主催・後援大会はすべて延期、中止に。コロナウイルス感染禍の終息は見通せない状況だが、麻場強化委員長は「秋に大会を充実させたい。安心してアスリートがシーズンを迎えられるプロセスを考えていければ」と、夏以降の日程再調整を思い描いた。

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