世界ランキング系競技“凍結”状態 スケジュールや選考対象の再調整難航

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、1年間の延期が決まった東京五輪・パラリンピック。各競技団体は2020年7月24日開幕を前提に、選手選考を進めてきた。すでに内定を出している競技団体もあり、混乱が生じている。現在の内定選手を信じてそのまま代表に選ぶのか、それとも来夏にベストの選手を選ぶのか。結果を求められる自国開催の祭典を前に、難しい対応を迫られている。

 世界ランキングや1年間のポイントで出場権を争う競技は、2、3月の大会から中止、延期が続いており、“凍結”状態となっている。新型コロナウイルスの影響で先行きが不透明な中、スケジュールや選考対象の再調整は難航している。

 テニスは現在、男子の世界ランク31位の錦織圭(日清食品)、同48位の西岡良仁(ミキハウス)、女子で10位の大坂なおみ(日清食品)が代表圏内につけている。バドミントンでは男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)、女子シングルス世界ランク3位の山口茜(再春館製薬所)、同4位の奥原希望(太陽ホールディングス)らが代表を確実にしている。

 ゴルフでは女子で五輪ランク4位に付ける畑岡奈紗(森ビル)、同11位の渋野日向子(サントリー)、同12位の鈴木愛(セールスフォース)、男子の同13位の松山英樹(LEXUS)、同22位の今平周吾(フリー)が出場圏内につけている。

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