炎鵬が子どもたちにエール「自分のためになるもの見つけて」 自らは料理に挑戦

 大相撲で人気の小兵、平幕炎鵬(25)=宮城野=が3月31日、東京都墨田区の宮城野部屋で夏場所(5月10日初日・両国国技館)に向けた稽古を再開し、新型コロナウイルスの影響で思うように外出できない子どもたちにエールを送った。

 非公開の稽古後に「今だからできること、新しいことができるかもしれない。勉強や読書もできる。何か自分のためになるものを見つけてほしい」と思いを込めた。自らは料理を始め、パンケーキにも挑戦したという。

 史上初の無観客開催だった春場所は、自己最高位の東前頭4枚目で6勝9敗。「(特に序盤は)相撲を楽しめなかった。消極的で視野が狭かった」と明かした。精神面で苦慮し、対策として肉を大量に食べたという。「野性的になって何かをたぎらせようと思った。感性、本能で動こうとした」と苦笑いで振り返った。

 夏場所の実施形式も不透明だが、稽古に専念して備える意向。「世間が暗い中、できる範囲で力になれることがしたい。しっかり準備して、いつでも挑めるようにする」と責任感を口にした。

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