新大関の朝乃山が“夏場所”へ始動「(大関と呼ばれるの)まだ慣れないけど」

 大相撲春場所後に新大関に昇進した朝乃山(26)=高砂=が30日、都内の部屋で稽古を再開した。注目の始動も新型コロナウイルス感染防止のため、取材も代表者のみの厳戒対応となった。

 四股をゆっくりと踏み、体をほぐし新大関の初稽古を終えた。朝乃山は「いつも通り変わったことは特にない。(大関と呼ばれるのは)まだ慣れないけど、この地位まで来たんだな」とかみしめた。

 28日に母校近大で予定していた昇進報告会も直前で中止。自粛徹底で祝賀どころではない。夏場所(5月10日初日、両国国技館)の開催も不透明。「五輪が延期になって中止の可能性もあるのか。無観客ならさみしいけど自分の相撲を取り切る」と今は体を作るのみだ。

 令和初の本場所となった19年夏場所で初優勝し、米トランプ大統領から表彰を受けてから1年。目指す横綱の地位へ「常に優勝争いに加わっていかないともう一つ上の番付に上がれない」と意気込んだ。

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