大相撲が協会行事を中止・自粛 春場所開催の可否は今後3月1日協議へ
日本相撲協会は26日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、春場所前の協会行事の中止、自粛を発表した。
29日に予定していた大阪市内の住吉大社で行う参拝、横綱奉納土俵入りは正式に中止。3月3日の大関、横綱らが参加する前夜祭も開催を取りやめた。
同7日に行う15日間の無事を祈る土俵祭りは協会関係者のみ参加で一般客の観覧はなし。通常なら出席する横綱、大関ら三役以上力士も不参加となった。
また春場所の開催可否に関し、1日に臨時理事会を開催することも発表。前日、協会は「中止」、「無観客」、「通常開催」の3つの選択肢から協議し臨時理事会で最終判断する方針を示した。この日、他の競技やイベントが続々、中止となっており、大相撲の「通常開催」厳しくなってきた。